歌舞伎町
混雑状況(目安)
不夜城「歌舞伎町」
日本一の繁華街を目指し、「歌舞伎」を誘致しようと試みたことからその名が付いたと言われる「歌舞伎町」。現在、歌舞伎を見ることはできないが、都内でも有数の歓楽街として人気を集めている。そして旅行者にとってもこの歌舞伎町は、『食と文化』を楽しむことのできるスポットとして脚光を浴びている。海外の人が持っている「東京のイメージ」とも言えるネオンがひしめく歓楽街。エリア一帯には今や日本食として広まった「ラーメン」だけでも数えきれない程の店舗が存在する。一般的な居酒屋も多く立ち並んでおり、日本人も多く訪れる庶民的な味を楽しむことができる。リーズナブルなチェーン店から、こだわりの日本酒を出すお店、昔ながらの居酒屋など、店選びだけでも楽しめるだろう。
歌舞伎町の中央付近には、海外でも有名な「ロボットレストラン」をはじめに、一風変わった趣向の店舗がひしめく。メイン通りにはホテルに隣接された映画館などもあり、昼夜問わず人が溢れる人気スポットだ。また、日本一の繁華街の名に相応しく、焼肉やしゃぶしゃぶ、うなぎ、寿司、刺身、焼き鳥、とんかつ、ラーメンといった日本各地のメジャーフードが一堂に会し、あらゆる日本の食を楽しめるのは、日本中探しても他にはないだろう。大手大衆居酒屋から専門店まで、バリエーションに富むので、予算や趣向に合わせて店を選んでみよう。
繁華街には日本人には馴染みのある「ゲームセンター」や「カラオケ」なども多くあり、夜になると店の明かりが街を彩り、フォトスポットにもなっていく。歌舞伎町内にある日本独特の「カプセルホテル」は、まるで旅館に泊まっているような気にさせてくれる訪日客向けな作りになっていたり、大通りから少し奥に入ったところにある「SAMURAI MUSEUM」では、日本刀と鎧を触ったり身につけたりすることができ、話題のVRを楽しむことのできる「VR ZONE」などと、食以外の日本独特の文化に触れることができるスポットもある。
新宿駅の東口から徒歩5分程度の距離ということもあり、交通の便が良いので都内周辺の観光地を訪れた帰りに寄るのもオススメ。新宿周辺には買い物ができる店舗や電気店なども多く、買い物のついでに訪れる人も多い。駅にはロッカーなどもあり、荷物を預けて身軽になって訪れよう。近くには花園神社などもあり、5月には花園神社例大祭、7月には新宿エイサーまつりなどの日本の祭りも開催される。そのため、季節によっては全く違った印象になるかもしれないがそれも見所のひとつ。徒歩15分程の距離には「新宿御苑」もあるので、春の桜や秋の紅葉などを見るのもいい。都会のど真ん中で自然に囲まれ、ゆっくりとした時間を過ごすのもいいだろう。
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