千鳥ヶ淵
- 評価
混雑状況(目安)
皇居のお堀沿いに拡がる都内有数のお花見スポット
皇居のお堀沿いに270本ほどのソメイヨシノやオオシマザクラが咲く「千鳥ヶ淵」は、都内有数のお花見スポット。九段下駅から半蔵門駅にかけて遊歩道があり、桜のトンネルを潜りながら散策することができる。ボート場もあり、手漕ぎボートに乗ってお堀の中から桜を見上げることもできる。公園があり、ベンチに座って花を見ることもできるが、レジャーシートを拡げての宴会はできない。トイレは九段下駅側にある九段坂公園と、半蔵門駅側の千鳥ヶ淵公園にそれぞれあり、整備されていてとても綺麗。さくらまつり開催中の夜は桜がLED照明でライトアップされ、日本らしい幻想的な風景を楽しむこともできる。多言語対応のガイドアプリもあり。
「千鳥ヶ淵」には、日中戦争と太平洋戦争の際に海外で亡くなった身元不明の遺骨を納めている「千鳥ケ淵戦没者墓苑」がある。苑内は都心にいることを忘れるほどひっそりとしており、厳かな雰囲気に包まれている。納骨堂となっている六角堂のすぐ脇では献花用の花が1本百円で販売されており、訪れた誰もがその場でお参りできるようになっている。苑内には日本の国歌にも歌われるさざれ石(石灰質角礫岩)が展示されており、間近で見ることができる。かつてあった大きな世界大戦を想い、大切な人々を守るために尽力してきた英霊に感謝し鎮魂するのはもちろん、歴史や地学が好きな人にもぜひ訪れてほしい場所だ。
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