井の頭公園
- 評価
混雑状況(目安)
都内有数の水源を称える桜の名所
「井の頭公園」は都内でも有数の桜の名所で、総本数約400本の「ソメイヨシノ」と「ヤマザクラ」が春の訪れを知らせてくれる。この公園は、初めて江戸に引かれた水道「神田上水」の水源としてあった池を中心にした一帯で、1917年(大正6年)に郊外の公園として国内では最初に開園された歴史を持つ。秋には紅葉に色づく木々も多く、それらを見にくる人々が国内外問わず毎年多く訪れており、公園の敷地も広いため、池の周りで寛いだり、子どもと一緒に遊んだり、ボートで池の上からの景色を楽しんだり、競技場近くで運動したりと様々な目的で楽しむことのできるスポットとなっている。
春には、桜の名所と言われるだけの素晴らしい桜並木が迎えてくれる。井の頭池周囲を中心に植えられている桜の木々は、池に向かって枝を伸ばしているものもあり、ボートに乗れば池の上から眺めることもできる。小ぶりなボートのためカップルでボートに乗ることが多いが、ひとまわり大きいサイズのボートもあり、家族連れで楽しめる。穏やかな水上をゆっくりと進む、ボートならではの眺めを堪能してみてほしい。
池の周囲には桜並木や弁財天などもあり、地元の参拝者も多い。散策しながらお参りしてみるといいだろう。日本ならではの信仰に触れることができる。各所の桜は近くで見ることもできるが、橋の上からや並木道、対岸からやボートの上からなど、見る角度によってその魅力も違ってくる。ぜひ池の周囲を回って、自分なりのベストスポットを探して欲しい。どの場所でも思わず写真を撮りたくなるのが、井の頭公園の大きな魅力のひとつ。自分だけの写真スポットを探して散策してみてほしい。周辺にはカフェも多く、自然を感じながらのんびり休憩することもできる。
井の頭公園といえばカップルのデートなどで有名だが、家族連れやランニングなどの運動をしたい人、散歩の人や観光客など、その目的は様々。都内でありながら、澄んだ水を称えた遊水池の自然を満喫できることはもちろん、井の頭恩賜公園の歴史に触れたり、動植物の生態を観察したりすることもできる。京王井の頭線の井の頭公園駅からは徒歩1分という便利さに加え、日本の「住みたい街ランキング」で常に上位に入る吉祥寺駅からも僅か5分という好立地も魅力。「三鷹の森 ジブリ美術館」も近く、吉祥寺観光の際にはぜひとも訪れたいスポットだ。
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